がんにならない生活環境・日本の水道水
- 2014/02/24
- 21:43
浄水処理の種類
1 緩速濾過
原水に含まれる不純物を24時間かけて自然沈殿させ、砂の層を1日5メートルくらいの速さで通過させ、微生物の生物化学的作用によって、汚染物質を除去します。
コレラ、チフス、赤痢などの病原菌や、鉄、マンガン、アンモニア、合成洗剤やカビ臭までも除去でき、自然の力を利用した浄水濾過方法です。
ヨーロッパでは今でも緩速濾過が多く採用されています。
日本では、時間がかかり、広い敷地が必要なことから、ほとんど利用されていません。
2 急速濾過
日本で主流の濾過方法で、薬品を使って機械的に浄水するため、短時間に大量の原水を浄水でき、広い敷地も必要ありません。
原水に凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)を加えて不純物を沈殿させ、上澄みを急速濾過池で濾過します。
砂の層の微生物による分解・浄化が追い付かず、細菌の除去が不十分なため、塩素による消毒をします。
アンモニア、マンガン、臭気、合成洗剤、農薬、工場排水中の化学物質などの除去はできません。
プランクトンや藻類も完全には除去できません。
3 高度浄水処理
カビ臭やトリハロメタンなどの問題を改善するために、東京、大阪、千葉の一部浄水場に導入されています。
オゾンによる殺菌と活性炭による有機物の除去処理ですが、オゾンの寿命は非常に短いので、塩素による殺菌消毒も行われます。
活性炭による有機物の除去率は25~50%と決して万全ではありません。
塩素の危険性
●トリハロメタンなどの生成
塩素は水道水中の有機物と反応し、発がん性や変異原生が認められているトリハロメタンやクロロ酢酸類、アセトニトリル、クロロアセトン類などを生成します。
●ビタミン破壊
塩素は食物に含まれるビタミンを破壊することが分かっています。
お茶や野菜に含まれるビタミンCは、塩素と反応して瞬時に、アスコルピン酸と塩酸になります。
お米を炊くとビタミンBは破壊され半減します。
●血管障害
塩素は動脈硬化を引き起こし、心臓発作や脳卒中の原因になると言われています。
水道水に含まれるその他の有害物質
●ヒ素
肺がんや皮膚がんを引き起こします。
●アルミニウム
アルツハイマー病の原因と言われています。
●鉛
神経障害や貧血、消化器系の疾患を引き起こします。
1 緩速濾過
原水に含まれる不純物を24時間かけて自然沈殿させ、砂の層を1日5メートルくらいの速さで通過させ、微生物の生物化学的作用によって、汚染物質を除去します。
コレラ、チフス、赤痢などの病原菌や、鉄、マンガン、アンモニア、合成洗剤やカビ臭までも除去でき、自然の力を利用した浄水濾過方法です。
ヨーロッパでは今でも緩速濾過が多く採用されています。
日本では、時間がかかり、広い敷地が必要なことから、ほとんど利用されていません。
2 急速濾過
日本で主流の濾過方法で、薬品を使って機械的に浄水するため、短時間に大量の原水を浄水でき、広い敷地も必要ありません。
原水に凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)を加えて不純物を沈殿させ、上澄みを急速濾過池で濾過します。
砂の層の微生物による分解・浄化が追い付かず、細菌の除去が不十分なため、塩素による消毒をします。
アンモニア、マンガン、臭気、合成洗剤、農薬、工場排水中の化学物質などの除去はできません。
プランクトンや藻類も完全には除去できません。
3 高度浄水処理
カビ臭やトリハロメタンなどの問題を改善するために、東京、大阪、千葉の一部浄水場に導入されています。
オゾンによる殺菌と活性炭による有機物の除去処理ですが、オゾンの寿命は非常に短いので、塩素による殺菌消毒も行われます。
活性炭による有機物の除去率は25~50%と決して万全ではありません。
塩素の危険性
●トリハロメタンなどの生成
塩素は水道水中の有機物と反応し、発がん性や変異原生が認められているトリハロメタンやクロロ酢酸類、アセトニトリル、クロロアセトン類などを生成します。
●ビタミン破壊
塩素は食物に含まれるビタミンを破壊することが分かっています。
お茶や野菜に含まれるビタミンCは、塩素と反応して瞬時に、アスコルピン酸と塩酸になります。
お米を炊くとビタミンBは破壊され半減します。
●血管障害
塩素は動脈硬化を引き起こし、心臓発作や脳卒中の原因になると言われています。
水道水に含まれるその他の有害物質
●ヒ素
肺がんや皮膚がんを引き起こします。
●アルミニウム
アルツハイマー病の原因と言われています。
●鉛
神経障害や貧血、消化器系の疾患を引き起こします。