加工肉の発がん性
- 2015/10/29
- 11:13

2015年10月26日、世界保健機関(WHO)は、ハムやソーセージといった加工肉の摂取が、がんの原因になるとの見解を発表しました。ハム2枚分に相当する50グラムの加工肉を毎日食べた場合、がんになる危険性は18%高まるとしています。加工肉とは「塩分を加えたり燻製にしたりして、香りや保存性を高めた肉」と定義し、一般的には豚肉や牛肉、鶏肉から製造されます。WHOのがん研究機関は何百万もの研究結果を分析し...
浄水器の選び方
- 2015/02/14
- 12:47

水道管や貯水槽の安全対策は?日本だは従来、鉛の水道管が使用されてきました。鉛には脳・脊髄を侵す毒性があることから、現在では使用が禁止され、鉛管の撤去が進んでいます。しかし、注意しなければいけないのが各家庭の給水管です。家庭に水を引き込むために敷地内に埋設されている給水管は、個人の所有物として扱われるため、鉛の給水管の撤去・取り換えは個人の負担で行わなければなりません。鉛管が使われている場合、朝一番...
喫煙の害と禁煙プログラム
- 2014/03/27
- 12:43
タバコは毒物の塊り日本の男性のがんで死亡する人数は、肺がんで胃がんを抜いてトップになりました。昔は、タバコの害が一般に知られておらず、数十年たって発がんしているためです。喫煙による体への影響はは、「3大タバコがん」(注1)の発症をはじめ、あらゆる病気のリスクを高めます。また、タバコは自分だけでなく、周囲の人の受動喫煙(注2)の害も見過ごせません。健康保険で禁煙治療2006年(平成18年)4月から、...
受動喫煙を防ぐ
- 2014/03/25
- 11:34

有害な副流煙にさらされる周囲の人々たばこの煙には、数千種以上の化学物質が含まれており、タールやニコチン、一酸化炭素などの有害物質が含まれています。特にタールは、多くの発がん性物質を含み、肺がんをはじめ多くのがんを引き起こします。そして、こうした有害物質は、喫煙者がフィルターを通して吸い込む「主流煙」よりも、たばこの先から立ち上る「副流煙」のほうに、より多く含まれていることが分かっています。たばこを...
禁煙のがん予防効果
- 2014/03/24
- 17:54
禁煙によるがん予防の効果たばこを吸い続けた人より禁煙した人のほうがリスク(がんになる、またはがんで死亡する危険性)が低いがんとして、口腔ガン、食道がん(扁平上皮癌)、胃がん、肺がん、喉頭がん、膀胱がん、子宮頚がん(扁平上皮癌)があります。膵臓がん、腎細胞がんについても研究報告は少ないものの、禁煙した人は喫煙継続者よりがんのリスクが低いとされています。禁煙してからの期間が長くなるほど、ほとんどのがん...
喫煙と関連のあるがん
- 2014/03/23
- 21:09

喫煙と関連のあるがん喫煙とがんの関連については、これまで動物実験やヒトを対象とした疫学研究など、さまざまな研究が行われ、これら数多くの研究は、国際機関などによって総括報告としてまとめられてきました。これらの報告書は一貫して、喫煙が肺がんをはじめとするさまざまながんの原因となると結論づけています。2002年、世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関(IARC)が、喫煙とたばこ煙(注)のヒトに対する発がん性を、...
喫煙ががんを引き起こす仕組み
- 2014/03/22
- 22:04
喫煙ががんを引き起こす仕組みたばこの煙の中には、たばこ自体に含まれる物質に加えて、それらが不完全燃焼することによって生じる化合物も含まれ、その種類は合わせて数千に及ぶといわれます。その中には、多環芳香族(たかんほうこうぞく)炭化水素化合物やニトロソアミン類をはじめとする、発がん物質が数十種類含まれています。発がん物質の多くは、体内の酵素で活性化された後、DNAと結合をして、DNA複製の際に遺伝子の...
がんの最大の原因・喫煙
- 2014/03/21
- 17:17
がんの原因としての喫煙喫煙は、さまざまながんの原因の中で、がんを予防できる最大の原因です。日本の研究では、がんの死亡にうち、男性で40%、女性で5%は喫煙が原因だと考えられています。特に肺がんは喫煙との関連が強く、肺がんの死亡のうち、男性で70%、女性だ20%は喫煙が原因だと考えられています。がんの予防のためには、たばこを吸わないことが最も重要です。現在たばこを吸っている人も、禁煙することによって...
発がん性のある食品添加物
- 2014/03/20
- 12:32
発がん性がある、あるいはその疑いがある、がんの発達を促す要因となる、変異原生や染色体異常試験で陽性のデータが出たものの食品添加物です。がんを予防するためには、これらの食品添加物をできるだけ避けることが大切です。【合成着色料】青色1号 EU諸国で使用禁止青色2号 アメリカ、北欧で使用禁止赤色2号 アメリカでは使用禁止赤色3号 アメリカ、ドイツ、ポーランドで使用禁止赤色102号 アメリカカナダ、ベルギ...
発がん性のある化粧品成分
- 2014/03/19
- 11:06
これまでさまざまな研究機関や文献で、発がん性がある、あるいはその疑いがある、がんの発達を促進する要因となる、変異原生や染色体異常試験で陽性のデータが出た成分の中で、主に化粧品に使用されているものをまとめました。がんの予防には、これらの成分を含まない化粧品を使用することが大切です。青色○号 着色料赤色○号 着色料アゾ色素 着色料2-アミノー4-ニトロフェノール 染毛剤2^アミノー5-ニトロフェノール ...
農薬の落とし方・野菜編
- 2014/03/18
- 17:24
家庭で野菜の農薬を落とす旬の野菜は自然に逆らうことなく育てられ、農薬をほとんど使用されずに栽培されたものが多くあります。出来るだけ旬のものを食べるように心がけ、がんを予防しましょう。果菜類キュウリ多めの塩で板すりして、流水でよく洗う。ナス流水でよく洗い、5分ほど水につける。トマト流水でよく洗い、熱湯に5秒ほどつけて湯むきする。ズッキーニあくを取りながら煮込む。ピーマン流水でよく洗い、1分ほど茹でてか...
農薬の落とし方・果物編
- 2014/03/17
- 18:03
家庭で果物の農薬を落とす輸入物の果物に使われている防かび剤や農薬は、発がん性のあるものが多くありますが、ほとんどが皮に残留しているので、少し工夫すれば安全に食べることができます。あまなつ流水中でスポンジを使いよく洗って、皮をむく。イチゴ流水に5分ほどつけてから、振り洗いする。オレンジ流水中でスポンジを使い、こすり洗をしてから皮をむく。グレープフルーツ流水中で良く洗い、スープンですくって食べる。さく...
カップめんの安全な食べ方
- 2014/03/16
- 22:25
カップめんに使われる食品添加物と毒性BHT BHA : 発がん性・催奇形性プロピレングリコール : 発がん性L-グルタミン酸ナトリウム : 発がん性・催奇形性サッカリンナトリウム : 発がん性カラギーナン : 発がん性かん水 : 肝臓障害リン酸塩 : カルシウム低下グリシン : 麻痺昏睡死過酸化水素 : 指定劇物蔗糖脂肪酸エステル : 催奇形性・代謝異常ポリアクリル酸ナトリウム : 催奇形性・代謝...
ベーコンの安全な食べ方
- 2014/03/15
- 15:34
ベーコンはハムやソーセージに比べると、添加物の少ないものが出回っています。とりあえず、発がん性のある「ソルビン酸」や「ソルビン酸カリウム」が使われていないものを選びましょう。ベーコンはこの添加物を使っていないものが多くあります。「リン酸塩」や発色剤の「亜硝酸Na」も避けたいところですが、ほとんどの製品に含まれています。「増粘多糖類」や「植物性タンパク」などは、いろんな成分をまとめてこのように表示を...
ハムの安全な食べ方
- 2014/03/11
- 18:08

ハムに含まれる添加物ハムには、発がん性の疑いがある添加物(ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、エリソルビン酸ナトリウム、赤色104号、赤色105号、赤色106号など)が含まれていることがあります。これらの添加物が使われていないハムを食べるのが理想ですが、なかなかお目にかからないのが現実です。この本が参考になります。早引き・カンタン・採点できる食品添加物毒性判定事典新品価...
ソーセージの安全な食べ方
- 2014/03/08
- 22:48
ソーセージの選び方ほとんどのソーセージに発色剤の亜硝酸ナトリウムは含まれています。亜硝酸とソルビン酸が反応して、発がん性物質が生成されますので、ソルビン酸ナトリウムの含まれていないものを選びましょう。また、リン酸塩や着色料のコチニールが含まれているものは避けましょう。この本が参考になります。早引き・カンタン・採点できる食品添加物毒性判定事典新品価格¥1,785から(2014/3/19 11:23時点)ソーセージの添加物...
油揚げの安全な食べ方
- 2014/03/07
- 21:38
油揚げは豆腐を薄く切って油で揚げたものです。豆腐には不安な添加物は使われていませんが、揚げ油の酸化防止剤として、発がん性のあるBHA(ブチルヒドロキシアニソール)が使われている可能性があります。その不安を解消するために、油揚げを調理する前に、熱湯をかけるか、熱湯にくぐらせて油抜きをするとBHAを減らすことができます。同時に遺伝子組み換え食用油の不安も低減できます。さらに、油臭さがとれて、美味しく食...
日用品に含まれる発がん性物質
- 2014/03/05
- 21:22
日用品に含まれる有害な添加物発がん性の疑いががある物質が、洗剤・洗浄剤や殺虫剤、寝具、カーテン、下着など普段使っている日用品に添加物として使われています。添加物の毒性を知り、商品に記されている成分表示蘭を見て、危険なものは家庭に持ち込まないよう意識して購入することが大切です。次の一覧は、これまで様々な研究機関や文献で、発がん性がある、あるいはその疑いがある、がんの発達を促進する要因となる、などのデ...
がんにならない生活環境・添加物の経皮吸収
- 2014/03/04
- 22:31
皮膚から化学物質が吸収される人間の皮膚は厚さ1.4㎜ほどで、表面にはごく小さな穴がたくさんあいています。そのため、化粧品や日用品に含まれる分子量の小さい化学物質は、小さな穴を通して体内に入っていきます。禁煙のための「ニコチンパッチ」は、皮膚に貼ることによって少しずつニコチンを経皮吸収させ、ニコチンが切れた時のイライラなどを静めつつ、禁煙に導くというものです。日常生活で使っているシャンプー、歯磨き粉...
がんにならない生活環境・日用品の有害成分
- 2014/03/03
- 15:15
洗剤やシャンプーは石油から作られています私たちが毎日使っている洗剤やシャンプー、化粧品のほとんどには、石油から化学的に合成した「合成界面活性剤」が使われています。石油化学製品は、大量生産ができること、価格が安いことから、80年ほど前から全世界的に洗剤やシャンプー、化粧品に広く使われるようになりました。ラウリル硫酸ナトリウムとプロピレングリコール今朝、歯を磨いた時に使った歯磨き剤の表示を見てください...